山本耀司

デザイナーファッションから学ぶ、美しい服作りについて。

ココシャネル

パーソナルスタイリスト・ツルタです。

美しいおしゃれをするためには、歴史から学ぶスタイルを知ることは重要です。それから、美しい服についても知らなくてはなりません。

デザイナーから学ぶ、美しい服とは

デザイナーの言葉

デザイナーの言葉を読むと、洋服の美しさはどこにあるのか、素人でも手がかりにすることができます。

ココシャネルhttps://guchini.exblog.jp/19387856/

 

洋服は肩

どのおんなも、同じ腕の太さではないし、肩のつき具合も違う。
しかし、すべてのポイントは肩にあるのだ。
一枚の服が、肩でちゃんときまっていないとすれば、どこもかしこもくるいがくる。

前身頃は動かないが、背中は動く。
そのこともポイントでもある。
太った女が狭い背中をしていたり、やせた女が広い背中をしている。
少なくとも、背中には、10センチのゆとりがないといけない。
折り曲げたり、ゴルフをしたり、靴をはいたり、あらゆる運動を予測しておかなければならない。

「獅子座の女シャネル」より引用

 

シャネルも敬愛するデザイナーの一人ですが、わたくしはなんといっても山本耀司の考え方が好きです。

 

そう、肩は顔と同じくらい一人一人違う。
既製服は、それを一つの魅力におさめなければならない。
服の思想に合った理想的な肩幅と肩傾斜を作るわけです。
定型詩みたいに。

 

千差万別の肩に、一つだけ、ここでつかまえろ、というポイントがある。
ちょうど鎖骨のそげたところ。
ここから肩をはねるか、下げるか。
ここさえ決まれば、どんな形でもねらった表情が出せます。
肩だけでなく、洋服の起点といってもいいかもしれない。
ここから第1ボタンに向かって重心がかかるし、すべてのドレープはここからおりる。

「All About Yohji Yamamoto」より引用

 

肩傾斜とドレープ

敬愛するデザイナーの言葉から、肩傾斜とドレープについても考えてみました。

 

鎖骨の終わりあたりに肩先がきて、そこからドレープが作られると美しいのではないか?

 

美しいトップスは、着たときの肩のラインが美しく、バストからウエストまでのドレープがきれいです。

 

逆にそうでないものは、肩のラインがあっていなく、バストから脇にはずれてしわができるようなイメージです。

 

着たときのシルエットは、ネットの試着画像をたくさん見ることで、どういう状態が美しいのか、逆にそうでないのかがわかるようになります。

 

肩傾斜とは

肩傾斜http://maquisato.com/wp-content/uploads/2017/11/koike-sennsei-shoulder-slope-02.jpg

肩傾斜例(シルエッター計測データより)

 

成人女子の肩全体の平均肩傾斜角度は23度前後ですが、個人差が大きく、30度のなで肩の人もいれば、10度のいかり肩の人も見かけられます。

「袖 着やすさと美しさのテクニック」より

 

なで肩にはなで肩なりの美しさが、いかり肩にはいかり肩なりの美しさがあります。

 

なで肩には優美さを、いかり肩にはスポーティでボーイッシュな快活さを感じるというように。

 

洋服の肝は、肩です。

あと、後ろ姿も大切です。

 

洋服の歴史からスタイルを知り、美しく作られている洋服を選ぶことで、あなたのためのセンスある美しいおしゃれがつくられると思います。

 

ABOUT ME
Junko Turuta
好きな言葉は、「シンプルに」・「心美しく」。 苦手なことは、「人と同じこと」と、「自分らしく振る舞えないことの全て」。 美しい人生とは、美しい装いであり、美しい志事(仕事)をすることだ。