パーソナルスタイリスト・ツルタです。
骨格タイプストレートだけど流行りのオーバーサイズが着たい!ならばどうすればいいのでしょうか?近年流行りのオーバーサイズの取り入れ方を、ストレートとウェーブごとにご説明します。
目次
洋服は、似合うからおしゃれ。ではありません。
骨格診断で書いてある通りの、「似合うもの」を身につければおしゃれになれるのでしょうか?また、おしゃれになれた人はいらっしゃいましたか?
答えはNO。
骨格診断は、単なるスタイルアップ術です。
骨格診断で教えてくれることは、
ひとそれぞれに、「似合う素材」があるということ。
そして似合う素材を使った服で、
- ストレートタイプは、筋肉のハリを抑えるための服を着てください。
- ウェーブタイプは、ウエストの位置を上にして目線を上げる軽めの服を着てください。
- ナチュラルタイプは、間のあるサイズ感でリズムよくラフに着てください。
ということを、伝えてくれるスタイルアップ術です。
♦参考:骨格診断についての「簡単解説」記事
骨格診断がよくわからない!「骨格診断かんたん理解」公開します!
そもそも着てはいけないものなんてあるのしょうか?そして、似合うものを着ればおしゃれなのでしょうか?
骨格診断だけでは、時代の空気感である、「流行」は加味されていません。
また、TPOにあわせた着こなしを加味されていません。
おしゃれの基本(理論)を加味されていません。
よって、「流行」や、「TPO」、「おしゃれの基本」などを知らなくては、あさはかなファッション止まり。
大人として、「おしゃれの本質」を知らないままでいいですか?
♦おしゃれの基本については、下記記事にある、「ドレスとカジュアルの定義」を参考にしてください。
骨格診断、「ナチュラルタイプ」なのにカジュアルが似合わない!その理由とおしゃれになるための対策
流行を取り入れることの重要性
とくに、流行は大切です。流行を取り入れなくては周りから見ても、「なんかへん。」となります。
流行とは、時代の空気感。世界中の人々が生活をしながら、なんとなく作り上げているもの。ようするに社会状況です。
程よく社会の空気感を取り入れないと、空気読めない(KYな)人。あの人なんかへん。となります。大人として社会状況を無視しすぎるわけにもいきません。
「骨格診断」と「流行」との兼ね合い
みなさんは、
- 時代遅れの人
- 空気読めない人
ではないはずです。ですから、骨格診断の大事なポイントをおさえて、うまく流行をとりいれましょう。
ストレートタイプだって、リラックス感(オーバーサイズ)を着たい!
ストレートさんは、メリハリ(減り張り)つければ大丈夫です。
骨格診断では、メリハリを付けるためにタイトフィットな服でと言われますが、流行の「リラックス感」だってとりいれたいはず。
「リラックス感」も取り入れつつ、メリハリをつけるそのコツは、みぞおちです。みぞおちにメリ(減り)をつくればOKです。みぞおちはしっかりタイトに抑えましょう。
あとはご自由に、下記のようにリラックス感を取り入れて大丈夫ですよ。


※上記2つの画像とも、みぞおちにメリ(減り)があります。
ちなみに、流行だからといって、二の腕にボリュームはやめておきましょう。

手首あたりにボリュームがある、「ベルスリーブ」はOKですが、肩回りの盛り袖は、(着ぶくれしやすいので)手を出さないほうが無難です。
ウェーブタイプだって、オーバーサイズが着たい!
いいんです。着たいものを着ましょう(笑)ついでに、ざっくりした目の粗いニットも着てはいかがですか?
ウェーブタイプがオーバーサイズを着るときのポイントをお伝えします。
オーバーサイズを着るときは、手首足首をキュッとしめます。これだけで、ずるずるとだらしない印象、重苦しい印象、なんか無理感という印象はガラッとなくなります。

※かなりルーズなテーパードデニム。足首キュッとしめればウェーブ使用です。(ちなみにナチュラルは骨太なので、当着こなしは足首の太さが際立ちNGです)


※上記、ざっくりとしたニットも、極論手首のリブがしっかりきつくしまっているデザインならOKです。
ちょっとわかりにくい方のために、もう少し画像をお見せします。
こういったのはOK!

※手首がキュッ、袖丈が長すぎない、が必須。
これはNG

※手首にフィットしないルーズなリブで、袖丈も長くだらしない印象。(ナチュラルタイプならOK)
いかがでしたか?
ストレートタイプやウェーブタイプは、オーバーサイズはダメだと思わなくてもいいのです。
極論、洋服に着てはいけないものなんてありません。骨格診断のタイプに固執して、これは着てはダメなんだ…と、思い込んでしまうと、おしゃれを楽しむための「可能性」をつぶしてしまいます。もったいないことです。
心が着たいと思うものをまずは試しに着てみましょう!最初から決めつけてはもったいありません。ちょっとの工夫でご自身に合わせた着こなしは可能です。
ファッションを楽しむために骨格診断を利用してください。