ファッションスタイリスト・ツルタです。
あの人みたいにステキになりたい。あんなふうに魅力的だったらいいのに…。人と比べることはあっても、自分の魅力がわからないー、ということはありませんか?きっとあなたの心の中にヒントが隠されていますよ。
目次
自分の感性に従う
お客さまのお声
お世話になります、メールありがとうございました!
メールをいただいてから自分の思う「キレイ目カジュアル」とは、と考えてみました。確かに幅広すぎますよね…。
そこで思ったのが、私がいいな、と思うママさんが具体的におひとりのママさんを指していて、その方全体の雰囲気をみていいなと思っていたのでした。
そのママさんは現役美容師さんでして、メイクも髪型も服もネイルもいつもばっちり!な方です。
たくさんのお客様と接しておられるからか、いつも笑顔です。
ですので、その方が纏う全体の雰囲気込みであこがれていたので、一言「キレイ目カジュアル」と表現するのは適していないかもしれません。
カウンセリングを行う過程で、お客さまがおっしゃる「キレイ目カジュアル」ってどんななのかな?と思い、逆にこちらから質問させていただきましたところ、このようなお返事をいただきました。
「キレイ目カジュアルのママさん」で…わたくしが想像したのは、

※こんなイメージでした。
でも、お客さまが教えてくださったイメージはこちら。

全然違った(笑)めっちゃおしゃれ。
キレイ目ママさんという文言に惑わされました。改めてお伺いしてよかった~
そしてこのイメージ、お客さまにぴったりだな。と思いました。この方の魅力とぴったり合う。このイメージの方向性で目指されると本当にお似合いになりそうだと感じます。
カルテをお渡しする前段階のお客さまなのですが、お客さまの中にきちんと答えがあると感じました。ご自身の感性に素直に従うべきだと思います。
他の人のステキな部分に目が行きすぎていると、ご自身の内なる声に気がつくのが遅れてしまうことがあります。ちゃんと自分のなかに答えの糸口は誰しも持っています。
自分の心の声に気がつく
お客さまのお声
それからもうお一方、お客さまのお声をご紹介いたします。
鶴田さま
毎日のようにすみません!
昨日も試着に行ってきたので、よろしければアドバイスをいただけないでしょうか?
こちらのスカートは、写真よりも細めに見えて綺麗でした✨プリーツはいつも広がってしまうのに、収まりがよかったです。何より素材が高級感がありよかったです✨しかし、かっこいい女性という基準からは外れてしまいますか??
(※中略)
ギャップの作り方も、人それぞれなのですねぇ✨
本当は鶴田さまのような大きめのトップスを合わせて悪そうなイメージにするの大好きなのですが💓私の体型や雰囲気ですと、靴や小物で辛口にするのがベストでしょうか?✨(※中略)
心がときめいたものを選び、エレガントさが失われていないかチェックします✨
沢山いただいたアドバイスを元に、今の私に合うクローゼットに仕上げたいと思います😊自分だけではカルテを活かせませんでした。
寄り添っていただき本当にありがとうございました🍀
こちらのお客さまも偶然、白系のプリーツスカートのご試着のご様子をお送りくださいました。
お客さまのお送りくださった着画イメージはこちら。

※エレガントさが素敵。
でも、お客さまのコメントにこんなお言葉がありました。
本当は鶴田さまのような大きめのトップスを合わせて悪そうなイメージにするの大好きなのですが💓
骨格やパーソナルカラーだけでは言い表せない、その人の醸し出す雰囲気はみんな違います。なので、悪そうなイメージの作り方もいろいろあるはずです。
『本当は…』って、
こちらのお客さまの「心の声」だと思います。
ストレートだから似合わないかな、体型が●●だから…ではなく、まずは心の声に従っていいんですよ。
自分が好きなイメージ(方向性)を大切にするのが大前提。そしてご自身に「あるもの」、つまり「魅力」を活かすためにカルテを参考にしていただきたいと思います。
心の声を大切に、心が動くものを手に取り試着をするべきです。そのうち、おお!これいいじゃん、似合う~っていうものに出会えるはずですから。
最後に、白系のプリーツスカートのイメージ画像をいろいろご紹介します。

※上品で華奢、かつ媚びない感じ

※大人な女性、エレガント、ちょっとカッコいい

※フェミニンだけどカジュアル。大人の可愛さ

※華奢を活かしたちょっとルーズな着こなし

※モードなエレガント
※洒落(しゃれ)た華やかさ

※リラックス感、ルーズ
自分に「無いもの」ではなく、「あるもの」に目を向ける
自分の感性に従い、自分の心の声に気がつくこと。
これがご自身の魅力発見への近道です。
また、人は誰しもステキな人に憧れるものです。もちろん憧れは悪くありません。
ただし、『ステキな人が持っている●●な部分は、自分には無いなぁ…』って思い続けているのはもったいない時間。
いち早く、自分の魅力に気がついてそれをステキって思えると楽に生きられますし、なによりステキさを際立たせることが出来るから、おしゃれになれます^^!
そういえばわたくしにも経験があります。15年くらい前、華奢な雰囲気の人に良く憧れました。もちろんいまでもステキだと思います。

でも、自分にはないんだな、とようやく最近(!)気がつきました。(笑)
仕方ない…
だからいい意味で仕方なく諦(あきら)めて、だけど、明らかに認めて(あきらかにみとめて)、
ならば、

ちょっと悪そうにするのが好きです。
媚びずにルーズに、修行僧のように何か悟ったかのような、悪そうな雰囲気が好きです。(笑)
でも、たまには清楚な雰囲気もしたくなります。

マイスタイルは答えがありません。完璧ってないです。これでしまい、ってないです。あったらつまらないです。
着たいように着ればいいー。本当にそう思います。