パーソナルスタイリスト・ツルタです。
少数精鋭のクローゼットにしたい方は必見!そのために必要な服とはどんな服か?また、ミニマリストという本来の考え方、ミニマムな生活のメリットについて、わたくしが実際の子育て&仕事&介護生活から感じ得たことをお伝えいたします。
目次
お客さまからのご感想
ファッションカウンセリングをご利用いただいたOさまより長文のご感想
鶴田様
ありがとうございます。
今まで、なんとなく感じてた違和感が全てクリアになりました!
オンオフ兼用‼️‼️
そうなんです。
それがバラバラだから、お洋服の数も増え、
なかなか着まわしも出来ず、、だったんです。自分に似合うのは、鶴田さんからのアドバイスのイメージ、と
なんとなく感じていても、
キッチュな感じや、エスニックが好きで、ついつい
手を出してしまい、なんか顔とあわない、、ということが、
多々あり。。。とても参考になる分析とアドバイス
心からありがたく思っています。高級感、が、キーワードとなると、
お金が結構かかりそうですが、
これまで安いもので満足できなかったのも確かなので、
吟味して、よいものを選べればいいな、と思っています。いただいた内容をゆっくり熟読しながら、研究しますが、
以下、とり急ぎの質問です。あまり高すぎず、苦笑、
ここを見てみてください、というおすすめの
ブランド、もし、あれば教えていただきたいです。
セオリーとかでしょうかね。
(お靴は、マノロブラニク 、憧れでした!)テーパードパンツで思いつくおすすめ、もしあれば
教えてください。ワイドパンツ、色々ありますが、
太すぎるのはイマイチのような気がして、、、
着こなしについて、
何かアドバイスあればお願いします。lineでの、個別相談も無制限‼️とのことなので、
また、頻繁にアドバイスお願いするかもしれませんが、
よろしくお願い致します!
Oさま、長文のご感想をどうもありがとうございます。ご質問はいつでもサポートいたしますので、今後もお気軽にお寄せください。
少数精鋭のクローゼットに必要な服とは
※Oさまお申込み前の事前カウンセリングメールより抜粋
Oさまのご要望
- シンプルで、品のある感じがいい
- お洋服の数を最小限に減らして、本当に気に入った服だけで着まわしできるのがベスト
- 年末までにスッキリを目指したい
- (似合わない・不要なお洋服を処分して)最高に似合う服だけ残す
- 自分のお洋服にかける時間とお金は最小限に
→ゴールは、最小限で最高に似合う服、時間とお金も最小限にする、ワードローブ作り。となります。
ちなみにOさまのライフスタイルは、「子育てメイン」の生活です。
- 送り迎え、公園遊び、など、汚れてもいいパンツスタイルとリュック
- 週1~2程度お友達とランチ(少しだけおめかししたい)
- 子育てのしやすい軽くて着心地のいいもの
- 動きやすいストレッチが効いたもの
- 機能性重視のアウトドア系を選びたい
子育てに集中して力を注げるようにする(時間とお金ともに)ためには、らくしてオシャレで数少ないワードローブが必要です。となれば、【オンオフ兼用】で着られるものとなります。
また、お悩みの一つでもありました、「安いからとついお買い物をしたくなる」ということについても、少数精鋭で持てるようになれば自分で満足するので、さほど欲しくなくなります。よって、ついお買い物をすることもなくなるはずです。
Oさまへのご提案:「オンオフ兼用」ゴール ~最小限で最高に似合う服、時間とお金も最小限にする、ワードローブ作り~
今まで、なんとなく感じてた違和感が全てクリアになりました!
オンオフ兼用‼️‼️
そうなんです。
それがバラバラだから、お洋服の数も増え、
なかなか着まわしも出来ず、、だったんです。
「そうなんです!」という、Oさまのご感想にもよく表れていますが、「オンオフ兼用」というご提案は、まさに潜在ニーズの引き出しと潜在ニーズをクリアにするためのご提案となりました。
関連記事:お客さまサービス業は、ヒアリングによる潜在ニーズの引き出しスキルが必須。
上記に示したように、少数精鋭のクローゼットを目指す方は、「オンオフ兼用」の服が必要となります。
わざわざ、オフの服を買わなくてもいいんです。分けなくてもいいんです。いつも一緒がスマートです。
ですから、(ルールやマナーが固いほうに合わせるため)仕事といった、オンに基準を合わせる必要があります。よってカジュアルな服やラフな服は、着ることはできませんし、着なくて済むようになります。
でも、だからこそおしゃれにもなります。カジュアルな服やラフな服はおしゃれに着ることは、難しいからです。
関連記事:
骨格診断、「ナチュラルタイプ」なのにカジュアルが似合わない!その理由とおしゃれになるための対策について。
ナチュラルタイプなのにラフが似合わない!ラフがおしゃれになるために必要なこと
オンオフ兼用にすると、ルールの固い基準に合わせるからこそ、おしゃれにもなるのです。数も少なくなるし、おしゃれにもなる。一石二鳥以上の価値がありますよ。
オンオフ兼用のメリット
オンオフ兼用のメリットとは(あたりまえですが)節約になります。
- 条件が絞り込めるので、無駄買いがなくなる
- 意外と高級品は条件にはまらない(例:洗えるセットアップは作っていない)
- 中間くらいのブランドが可(よって高いものは必要ない)
また、
10着10万円かけていた人が、5着で済めば5万円で済む(予算の節約)
10着10万円かけていた人が、5着で済めば1着あたり2万円使える(質があがる)
といった具合に、予算をおさえたい人だけでなく、いいものを着たい人にも両者にとってメリットがあります。
ミニマリストとは
ミニマリストなんて難しく考えない、淡々と生きた結果がミニマムだっただけ
ミニマリストという風潮が世の中に浸透しています。
オンオフ兼用の装いにすることで、ミニマムなスタイルができます。そこで、ミニマリストについてここであらためて考えてみます。
ちなみにミニマリストとはなんでしょうか?
わたくしがかっこつけて(笑)明文化すると下記のような文章になります。
世の中に定義されているミニマリストとは、物を必要な数だけ持ち、その物が少数精鋭で自分自身満足のいく状態である、そして、心のゆとりや物に縛られない生きかたを心地よく感じている。
という意味合いでしょうか。みなさまはどうお考えですか?
でも極論をいえば、
(わたくしは極論がすきです(苦笑))
ただたんに生きる。
につきます。
ミニマリスト?などと、難しいことを考えすぎです。たんたんと人らしく、ただ生きるのです。
シンプルに生きることに集中した結果、持ち物が少なくてよかった。もっと言えば、自然と少なくなった(理由もわからず)。
多分、それだけのことです。(少なからずわたくしはそうです)
毎日、真剣に一生懸命、そして真っ当に生きようとすると、装いにとらわれているひまはありません。
子育て、介護、仕事。
いわば家庭と仕事の両立には、時間を有効に使うことが必要になります。人間、機械のように完璧でもタフでもないので、忘れたり疲れたり、そしてたまにミスもあります。
- 仕事であれば、ミスしないよう集中しなければならない。そしてなにより結果をださなければならない。
- 家庭であれば、ゆとりをもった精神状態で家族と接したい。
だからこそ、自分の力を凝縮して有効活用する。それにより結果を出す。
結果を出すためには余計なところにエネルギーは使えません。
淡々と日々生きる。
ひたすらそれに向かって、一歩一歩わき目もふらずに歩くこと。そうしていると、余計なものを自然と持たなくなります。なにも考えなくても自然とそうなります。
わたくしのような、天然ミニマリストはこんな感じです。
わたくしの生きかた~介護編~
ミニマムな生きかたは、すべての分野で精通しています。
現在のわたくしの人生は、
- 仕事(パーソナルスタイリスト)
- 子育て(愛する子供たちの母)
- 介護(病床の父を介護・看病する娘)
上記がメインの役割になっています。
ここで、わたくしの介護にまつわるマインドセットと実際の行動、そして、介護情報をお伝えしてみようと思います
父は、昨年の末に食道がんと診断されました。(ステージ3)年明けから、放射線治療と抗がん剤治療がスタートします。
放射線治療は、平日毎日のように1か月通い詰め、また抗がん剤治療は、放射線治療が落ち着いたのち、10日の入院を一か月ごとに4回しました。(抗がん剤治療は壮絶なもので、副作用に悩ませれ相当な苦しみの中、頑張ってくれました。)
上記のような本格的な治療は、1月~5月という期間で終了。その後は、定期的に検査や放射線に通い詰める日々です。
最初のうちは、付き添いは必要がなかったのですが、夏ごろから、一気に体力が低下し9月からは食べることもできなくなったため、病院の付き添いはもとより、日々の生活についても手伝いが必要になってきます。
ほかに手伝える人は、わたくし以外だれもいません。
そこで3月に、17年務めたアパレル業界を去ることを決意します。そこから、(実際起業する6月まで)起業の準備と父の病気に真剣に向き合います。
それからはあっという間に日がたち、気が付いたら夏の終わりに父はほとんど物を食べられなくなり、床に伏せるようになりました。
9月に一度入院をすすめますが、父は断固としてそれを拒否。病院嫌い、病人扱いと老人扱いが嫌いの父の頑固ぶりは相当なものなので、娘としてもそれを受け入れて、できることをするだけだ。とシンプルに考えました。
思えば、ガンと分かってからというものの、夫に話をするたびに涙をしましたが、夫の言葉を借りれば、「お父さんと一緒の時間を過ごす、それが一番大切だ」ということを念頭に、いまのいままでやってきています。
われわれ家族は、ガンという憎い病気についてはネットで一切調べようとせず、ただただ、父と過ごす。これだけに集中してきました。(いまでもそれだけは変わりません)そのおかげで、不安もなく毎日おだやかに今日までこられています、そしてこの先もそうだと確信しています。
さて、前置きが長くなりました。
10月の初めにいよいよ救急車で運ばれた父は、先生からも覚悟を伝えられます。しかし、それから1か月近く、今現在も父は穏やかに過ごしています。しかも、家で。
先生の反対を(少し)押し切る形で、われわれ家族は退院をしました。単純に、父の願いが「帰宅」だったからです。
わたくしは、帰宅したいという父の願いをかなえるべく、病院の窓口に相談し、訪問看護(診療)と訪問介護について情報を得ます。自宅で点滴の処置をしていただき、介護士さんに身体のお世話をしていただき、週に1度先生が往診に来てくださる。そんなサービス?が受けられるのですよね。
退院してからというもの、身体を拭いたり、口腔ケア(口を開けて寝るので、口の中がカピカピに乾いてかさぶたのようなものができる)、おむつの交換など、すべて自分でもできるように入院中に看護師さんに教わっていたおかげで、すんなり自宅での介護がスタートしました。
来てくださる、看護師さん、介護士さん、先生がたは、非常にアットホームで気配りがあり、優しさとあたたかさで、われわれ家族を包んでくださるので、病院にいたときのような機械的な扱いではなく、非常に満足しています。
心配はなにもありません、なるようにしかならない。なるようになる。われわれは、父と同じ空間で同じ時間を共有したい。そして、父の生きざまを、最後まで見届けたい。その一心だけなのです。
それが、いきるというシンプルなことなんだと思います。
服をオンオフ兼用にすると得られる(本当の)メリット
さて話は戻りまして、服をオンオフ兼用にすると得られるメリットは、
- 条件が絞り込めるので、無駄買いがなくなる
- 意外と高級品は条件にはまらない(例:洗えるセットアップは作っていない)
- 中間くらいのブランドが可(よって高いものは必要ない)
しかし本当のメリットは、
- 仕事の成果を上げることができる
- 家庭を大切にすることができる
この2つを両立ができる(または片方だけでも)ということです。そうでなくても、必要な体力・気力・能力といったエネルギーの無駄使いがなくなるということは断言できますね。身をもってそう感じています。
シンプルに一生懸命に淡々と生きたい。というかたには、エネルギーの無駄使いはもったいないと思います。リアルな話、洋服はオンオフ兼用にすることを強くおすすめしますね。
関連記事は、カテゴリ・ミニマリスト・服の揃え方をご覧いただれば幸いです。
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ミニマリスト・ツルタのファッションカウンセリング
- 私服の制服化、定番スタイルを確立したい方
- 少数精鋭のクローゼットを目指したい方
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