ファッションカウンセラー・ツルタです。
女性らしい服装が苦手という方は多いです。しかし女性らしさがないとおしゃれに見えないのも事実。今回もお客さまのお声をご紹介しながら、女性らしいファッションの重要性とその考え方について、わたくしの経験をお伝えします。なにかヒントになれば幸いです。
目次
お客さまからのご感想
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鶴田さま~、こんにちは。
感想をブログに掲載していただきありがとうございました。読者のかたのヒントや参考になれば嬉しいですね💓
そして、ZARAのフリルワンピース。すごく似合います。可愛い!
カッコいいと思っていた鶴田さんの新しい一面が見えて、なんだかこちらまでニマニマしてしまいました。
女性にはやはり、それぞれに可愛らしさがあるのですね!こうして、その人ならでは魅力が花開いていくのですね!
自分の魅力に気づき、照れずに受け入れた人だけが、花開いていくんですね。
私もアラフォーだからこそ、10年後の自分も素敵であるように、自分を好きでいられるようにと思います💓
これから、鶴田さんに発見していただいたコケティッシュな可愛さを、照れずに存分に発揮していきます(o^^o)💓(まだ気恥ずかしさもあるけど)
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上記のご感想をいただいたKさま同様、女性らしさを出すことに抵抗を感じる方は多いです。ほかにもこんなお言葉をいただいています。
昔から、どこか女性的な服を着ること、女性的な感じを出すことに苦手意識もあるようで…
女性を前面に出すような内面や行為が苦手。自分はさっぱりしていたいという心理が、マニッシュなファッションを求めるのかも…
もっと言うと、女性らしさ=ぶりっ子、異性の目を過剰に意識する、といったネガティブな印象がある。そして「自分はそうありたくない。」という思いや、「本当の自分とは違うのにそう思われることで不快な思いをしたことがある…」などという理由から、女性的な装いをしたくないという方がいらっしゃいます。
そのような自身の考え方が影響して、自然にマニッシュを装うようになっていた…。これは過去のわたくしの例です。マニッシュというテイスト自体は良いのですが、マニッシュは間違った取り入れ方をしてしまうと、ただの男の人になってしまう恐れがあります。過去のわたくしがそうだったように。
女性らしさが苦手。でも女性らしさは必要。
ただの男の人になってしまっていた当時の私

※以前、間違ったマニッシュの取り入れた方をしていたころの私。
メンズアパレル店員17年という環境で、メンズ服を見続けたことによる感覚の麻痺があったと思います。当時は男っぽい装いをすることが当たり前になっていました。
骨格診断を学びだした頃に言われた仲間の一言、「男の人に見えます」という言葉により、一気に目覚めます(笑)
- 女性らしさが苦手でも、女性らしさは必要です。
- 「女性らしさは似合わない。」と思っている方がいらっしゃっても、それは違います。
- 女性らしさが欠如すると、男性になってしまうこともあります。
- 男性になると、おしゃれではなくなります。洗練された美しい装いとは程遠くなります。
少しの女性らしさは、あっていい

※冒頭のお客さまからのご感想にありました、最近のZARAワンピース試着の様子です。(ZARAショッピングレポートに詳細を書かせていただきました。)
女性だから女性らしい服を着る。ということではなく、かといって、女性らしさが苦手だから男性らしい服を着る。でもない。
嫌味の無い女性らしさ、自立した装いとは
理想は、嫌味にならない女性らしい装い。女性らしさと自立的強さの共存。という感じでしょうか。
自立しているとは、
- 自分の意思で装っている。(誰かの真似、店員さんに言われたからではなく)
- 自信をもって服を着ている。(だれかに会ってしまったら、こそこそ隠れたくなる服ではなく)
- 自然体でいられる。(奇をてらったり、自慢げに着ているのではなく)
- 知的に品の良い立ち振る舞い。(周りから浮かない、TPOに合っている)
- 無難ではなく瀟洒なファッション。(世俗的ではなく、洗練されている)
洗練されたファッションのために必要な、「〇歩前」
そして、洗練されたファッションのためには、
等身大の自分よりも、半歩前に出る
以前、BS1スペシャル「ヨウジ ヤマモト~時空を超える黒~」の中で、「一歩はやりすぎ、半歩くらいが丁度いい」というようなことをおっしゃっていました。
アパレル時代にも、上司から言われた言葉でいまでも心に残る言葉があります。
あなたは販売員になりたいのか?それとも、洋服屋になりたいのか?
着こなしの提案は、お客さまよりも半歩おしゃれなコーディネートを提案しなさい。
つまり、ただの自動販売的な人になりたいのか?「(お客様)これ下さい、(販売員)ありがとうございます」で満足か?それとも洋服屋として、着こなしを提案できる人になりたいのか?ということを教わりました。
そして着こなし(コーディネート)をご提案する際は、お客さまに言われた通りのコーデや、お客さまのお好み合わせるだけの等身大のコーデをして満足してはならない。一歩前でもやり過ぎだが、一歩も前に出ていないお客さまの等身大にあったコーデでは、お役に立てていない。それではただの販売員である。つまり「半歩前のご提案」をしなさい、と。
番組の中の耀司さんのインタビューを聞いて、アパレル当時に上司から言われたことを思い出しました。
やり過ぎは自然ではなくなるのでNGですが、半歩前位の背伸びというか、半歩前に出たファッションがいいのです。
ちなみに、ヨウジヤマモトの羽織りは夫婦ともにお気にりで、部屋に掛け軸のようにかけております。
「血まみれ参上」
でも、これって半歩?(笑)
耀司さんの一歩って、大股だな(笑)