ビジネスマインド

銀座の街で出会ったお客さまに学ぶ、「美しい人生観」~販売員歴17年の経験談~

パーソナルスタイリスト・ツルタです。

販売歴17年を超える元アパレル店員が、銀座で出会ったお客さまや土地柄について振り返り、気づきを得た「美しい人生観」についてまとめます。

「本物」は臆することがない。身震いするほどの圧倒的な品格。

 

銀座は、行ったことがないと”いちげんさん”のように扱われるのではないか、といった不安も覚えますが、そうではありませんでした。

 

銀座の百貨店では、銀座という土地柄、歌舞伎を見に行くかたがいらっしゃったり、お着物をお召しのかたもいらっしゃったり。

 

高級感の中に、古き良き時代の品格を感じられるような、本物の風格を醸し出すかたも多くいらっしゃいました。

 

そのような品格のなかに落ち着きも感じられ、もっと言えばそれが素朴にも思える一面もありました。落ち着きや素朴といった気品ある雰囲気は、やはり本物ならでは。

 

やはり本物のセレブなので、発する言葉や立ち振る舞いに嘘がなく、その振る舞いに圧倒される

 

もちろんお金に臆せず、かといって成金のような振る舞いをしない。なんといっても、かなわない。一言で、「本物」なんです。

 

ですから、気を引き締めて手に汗握りながらも、その優しさの懐に入って応対する。そのようにお客さまのペースに合わせていれば、うまくいくことが多かったですね。

 

北海道物産展がやっていると、かにといくらの高級弁当を差し入れてくれた方がいらっしゃったり、歌舞伎のチケットをくださった方だったり。差し入れやお礼をいただくことも多かったのも、特徴的です。

 

絶対気を抜けない、身震いするような応対もした場所。でも決して悪目立ちする方がいない、落ちついた街。それが「銀座」でした。

 

他人はたてる、任せる、委ねる。自分の領域以外のことには口を挟まない。

 

そんな銀座のお客さまは、お話しを聴いてくださる「素直な方」が多かったように思います。

 

こちらのご提案に耳を傾け、いいと思えば素直に受け入れる。もちろん、ご自身の意見もしっかりお持ちなのですが、ようは、店員の立場をたててくれる。

 

今思えば、プロとしてわたくしを扱ってくださったのでしょう。プロに任せする、委ねるといった懐の深い考えからの、気品ある振る舞いです。逆を返せば、プロとしての立ち振る舞いや知識が求められるという点では、厳しくもあるわけですが。

 

ご自身の領域ではないことには、口を挟まない。

 

ということなのでしょう。

 

病気とおなじ。自分が出すオーラは人にうつる。

 

とてつもなく、お金持ちのかたが、へなちょこ販売員に耳を傾けてくださるわけです。それはもう、ありとあらゆるセンサーを張り巡らせて、こちらも素直に必死でできる限りのことをやりつくす、もうできることはないというくらい、限界まで力を振りしぼりました。

 

だからでしょうか、いいコーディネートがポンっと出てきて(偶然にも)、その方を最上級におしゃれに変身させることが叶うのです。

 

ご試着室から出てきた瞬間、目が輝くような、「素敵~!」という瞬間に、何度も居合わせることができました。

 

ですから、銀座のお客さまは、顧客さまになってくださると、みるみるおしゃれになっていく、そんな方が多かったです。

 

それにはやはり、お客さまの気品あるオーラが、販売員のモチベーションや能力を最上級に引き上げ、その結果、いい仕事をさせていただいた、ということにつきると思います。

 

お客さまのオーラって、販売員にうつりますからね。

 

最後に、こうありたい。(まとめ)

 

堂々と臆することなく立ち振る舞うには、本物の実力を養うことです。それには、目標を定めてひたすら、そのためにまっすぐ突き進めばいい。

 

他人の領域には口を挟まないこと。他人の領域では、その人をたてて、任せて委ねること。

 

自分の態度は人にもうつるもの。いい人と出会いたければ、いいオーラを常に発していたい。ということ。

 

ABOUT ME
Junko Turuta
好きな言葉は、「シンプルに」・「心美しく」。 苦手なことは、「人と同じこと」と、「自分らしく振る舞えないことの全て」。 美しい人生とは、美しい装いであり、美しい志事(仕事)をすることだ。