ファッションスタイリスト・ツルタです。
H&Mでコーデを作ってみましたが、購入に至らなかったその理由を考えました。するとわたくしが洋服を買ううえで普段大切にしていることが改めてわかりました。そしてその理由がエイジングケアに役立つと発見しました。40代以降エイジングのサインに気が付いたら、洋服選びはここに留意していただきたいと思います。
目次
H&Mでコーデを作る
目的は、息子の少年野球で開催される、クリスマス会のコーデ。
テーマは、気取らずおしゃれなモードカジュアル。
普段のわたくしは、黒のロング(というかマキシ)スカート主軸とした全身黒コーデなので、そういう場だとドレッシーになり過ぎてしまいます。
野球というスポーツの集いなので、普段からカジュアルなお母さま方も多いです。クリスマス会だからといって、ドレッシーに目立つのは嫌だと思い、こんなコーデを作ってみました。



ローゲージでドロップショルダー、ボリューム袖あたりが、いわゆる流行のボリュームニットです。
色は気に入りましたが、まぁ、購入には至らず。
いつも全身黒のわたくしも、明るい色でつくるコーデも良いなという発見がありました。
無彩色で黄みに寄らないベージュ、クリアなグレージュのような色は似合うと思いました。
購入に至らなった理由は素材
なんで買わないかをあえて考えてみました。
H&Mは素材が粗悪(そこまで良くない)ので、テンションが上がらないというのが最大の理由です。
わたくしが購入するときに考える点として、まず色。そしてシルエット。最後に妥協できないのが素材です。
ZARAやH&Mといったファストファッションは、流行のものは探せるかもしれません。流行のものであればなんでもいいという場合は良いのです。色とシルエットがマッチすればいいのですから。
ただし、素材に「高級感」や「良質さ」まで求めるとなると買えるものが殆どなくなります。
今回の良かったのは色だけ。シルエットもあと少しキレがないし、素材もテンションがあがるほどの良質さではなかったということでした。
わたくしは、ユニクロさんのニットのほうが100倍素材が良くて着心地が良いと思います。(ちなみに同じ会社のGUは、素材はあまり良くないのでほとんど見ないし買わないですね)
ユニクロのエクストラファインメリノウールは、毎日ヘビーユースです。

40代過ぎたエイジング肌や髪質に、粗悪な素材はNG
肌に自信がない人ほど良い素材を身につけて!
極論、素材だと思っています。
素材が良くないとダメなのです。いくら骨格タイプがナチュラルだから凹凸感がいいとか、そういう問題ではありません。
素材の良さは、肌の質感も良く見せます。
極論、肌がキレイな人は何を着ても美しいですが、肌に自信がない人ほど、美しい高級感を感じる素材を着ることが先決だと思います。(これはわたくしの経験です)
肌質がさほど良くないわたくしは、ナチュラルタイプだからといって艶の無い粗い素材を着ると、余計に肌が悪く見えます。
ちなみにニットはローゲージよりもハイゲージが好きです。似合う似合わないではなく、肌質が美しく見える、つややかに見える素材を身につけたほうが、高級感が出て好きです。
40を過ぎた今、素材が粗悪(もしくは高級感がない)なものは、疲れて見えてしまいます。
髪質がパサついている人は要注意
これは髪質にも言えます。髪の毛がヘアカラーでパサパサだったり、単純に伸ばすだけ伸ばして傷んでいるというのは、もったいないです。老けて見えます。
- 髪の毛の表面につるんと艶があると、肌質にハリ艶も出ます。
- 髪を必要以上に明るく染めたり脱色せずにダークトーンのままのほうが、輪郭もくっきり見えます。
肌質が粗い人や髪質がパサついている人は、つるんとした素材を身に着けると悪目立ちするということがあります。老けた自分が良く分かるというわけです。
なので、洋服の素材に粗い素材を身につけることで、肌質や髪質と調和させる、滑らかに見せている、ごまかしていると言えます。
つるんとした素材が似合わないと思ったら要注意です。なぜなら肌質や髪質が悪くなっている証拠。つまりエイジングのサインです。なんらかの手立ては必要です。
ファンデーションを変えたり、ヘアカラーの方向性を変えたり、着るものに安っぽいものは卒業したり…
40代以降、洋服の素材に高級感がないと自分のエイジングにも気がつかず、悲惨だと思います。
新しいエイジングケアのご提案
エイジングケアに高価な化粧品もいいですが、わたくしがおすすめする新しいエイジングケアは、
良質な素材を身につける。
ということ。
わたくしはエイジングとの兼ね合いで、安っぽい素材はもう着れないと思っています。
みなさまもここに気がついていただくと良いかなと思い、今回シエアいたします。
当記事がみなさまにとって、何かお役に立てれば幸いです。