ファッション哲学

生きている限り、洋服と向き合っていく覚悟。

サカイ

ファッションスタイリスト・ツルタです。

マイスタイルという軸は大切ですが、それにとらわれて領域をここまでと決めつけてしまうのはもったいない。スタイルを追い求めていくことの重要性、ファッションの考え方をご紹介いたします。

マイスタイルを確立したい

 

連日、お客さまからご相談がまいります。お買い物意欲が満載のこの時期ならではですね。

 

みなさまも、コートやボトムス、ニット、ストール、靴など…いろいろ欲しいものはたくさんにありませんか?

 

たくさんご質問をお寄せいただくお客さまの中で、ご自身に似合うものをいち早く見つけたくて、マイスタイルを確立するために頑張っておられる方がいらっしゃいます。

 

  • 自分には何がハマるのか?
  • マイスタイルを確立したい。

 

これは大きなテーマです。

 

ちなみに、わたくしは自分のスタイルの軸はある(と思っている)はずなのですが、この時期はフラフラしています。(笑)

 

先月はヘルノのダウンを試着させていただき、これは買いかも??と思っていました。

ヘルノのダウンです。

ヘルノ ロングダウン ネイビー

 

ロング丈、色等が自分の軸にマッチしています。エレガントかつモードな雰囲気が好きなので、その枠には外れていないかな?と思っています。

 

お高いこともあり即決はできませんでしたので、その間にいろいろ他の商品を試着しておりましたところ、またまたステキなものに目移り中です。

 

今度は、いままでの軸とはちょっと違う物です。

 

 

 

生きている限りスタイルを追い求めていく

 

時代の変化、心の変化、生活の変化に合わせる

 

先日、いままで見向きもしなかったブランドのアウターが目に留まり試しに試着をしてみたところ、意外に気に入ってしまいました。

 

このブランドはフェミニン要素が強い(と思っている)ので、媚びないモードが好きな自分はさほど気にも留めなかったブランドです。

 

わたくしの好みが少しづつ変化しているのか、はたまた、その商品のフェミニン要素が弱めだったのか…洋服とフィーリングがマッチしたのです。

 

sacai(サカイ)です。

 

サカイhttps://www.fashion-press.net/collections/gallery/47708/824888

試着したのはこのあたり。

 

基本的にハイウエスト(ウエストマーク)の傾向が強いブランドなので、骨格ナチュラルのわたくしはあまり得意では無いかなと思ってはいます。

でもここ最近、ハイウエストの方向性、流れがありますよね。(気になります)

 

マイスタイルはあれども時間の経過による心の変化は無視できません。わたくしはこうだと決めると頑固なところがありますが、そんなわたくしでも、「ん?これは!」と思ったりします。

 

気になったものはなんでも試着することに決めています。新しい自分の発見のために、感性は磨いていきたいからです。

 

また、時代の空気感(つまり流行)も無視できません。流行の変化により心が変化するのも当たり前のことですよね。生きている限り流行の影響は必ず受けます。

 

また、生きていれば生活も変わります。すると必要な服も変わってきます。

 

このように、時代の変化や心の変化、それからご自身の生活の変化に合わせて服が変わるのは当然です。

 

つまり生きている限りスタイルを追い求めていくことは止められないのでしょうか、と思うわけです。ならば覚悟するしかありません。

 

 

 

領域を決めつけずに、発見を楽しむ

 

本日のお客さまの御言葉にありました。

 

「ウインターでは自分とは真逆ですね!」

 

(スプリングなので、買わないほうがいいというお気持ちから出たお言葉かと思います)

 

お客さまは別のサロンの診断でスプリングの方なのですが、それでもそのカラー(ウインター)は素敵に映りました。ご本人のお言葉にも、ステキに映った様子、その時の思った気持ちがはっきりおありでした。

 

この場合、NGではないと思います。

 

パーソナルカラーに詳しい方ならご存知かと思いますが、スプリングもウインターも清色という共通点があります。

 

清色は輪郭をくっきりさせ、肌にハリをもたらします。

 

こういったお肌の質感の見せ方が、お得意なタイプなのでしょう。

 

その色がどのグループかを気にするのではなく、その色が「おお!いいね!」と感覚的に思えるのであれば、素直にうけとめてよろしいのではないでしょうか。

 

いつでも新しい自分を発見するために、

 

  • 骨格はストレートだから。
  • パーソナルカラーはスプリングだから。
  • だから他はNG。

 

ではなく。

 

自分の領域や枠を決めつけてはもったいないのです。いろいろな発見を楽しんでいきましょう。

 

生きている限り服とは向き合っていかなければならないのであれば、楽しんだものがちです。

 

 

こんなことを書くと、スタイルを確立するのに苦労して疲れる…と嫌になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

 

苦労も楽しめるといいですね。

 

本当にそう思います。

 

いつでもご相談ください。

 

ABOUT ME
Junko Turuta
好きな言葉は、「シンプルに」・「心美しく」。 苦手なことは、「人と同じこと」と、「自分らしく振る舞えないことの全て」。 美しい人生とは、美しい装いであり、美しい志事(仕事)をすることだ。