おしゃれのコツ

カジュアルな服ってオシャレじゃない。だから私は、「着ない・見ない・買わない」

オシャレな服 カジュアルはおしゃれじゃない 好きじゃない ロングコート 骨格ナチュラル

パーソナルスタイリスト・ツルタです。

オシャレになりたいという人は多いのに、なぜみんなジャケットを着ないの?オシャレになりたいなら、そもそも論でオシャレな服を着ればいいのに…。何を着ても似合わない!とお悩みのあなた。それは、そもそもオシャレじゃない服を着ているからではありませんか?

カジュアルとは?「カジュアル」と「ドレス」の定義

カジュアル服ってオシャレじゃない。の根拠を述べるまえに、カジュアル服についての定義をおさえていただきます。そこで、「カジュアル」とその対義語である「ドレス」についてをお伝えしておきます。(ご存知の方はスルーしてください)

 

アパレル業界の仕事の用語で、「ドレス」という言葉があります。このときそれを意味する服は、ウエディングドレスのような女性のドレスではありません。

 

ドレスとは主にフォーマルな服。くだけた言い方で、よそ行きの服。男性服なら、「スーツ」を指します。

 

ですからアパレルの仕事現場で、「〇〇さん、今日はドレスコーナー担当ね。」、「ドレスハンガー持ってきて。」といった場合、それぞれ、ドレスコーナー=スーツコーナーであり、ドレスハンガー=スーツハンガーとなります。

 

具体的に「ドレス」とは、メンズの洋服で言えば、

  • スーツ
  • セットアップ
  • ジャケット
  • スラックス
  • シャツ
ピンストライプ スーツ

 

レディースなら、

  • スーツ
  • セットアップ
  • ジャケット
  • ワンピース
骨格タイプ ストレートhttps://www.koogal.com.au/
https://upryamka.livejournal.com/628276.html

などでしょうか。

 

「ドレス」は、結婚式や仕事、ちょっとしたお席で着る、よそ行きファッションと考えていただければと思います。

 

そして、「カジュアル」は「ドレス」の対義語になります。上記のようなよそ行きファッションではなく、アウトドアやスポーツをするための動きやすいファッション、お休みの日にリラックスするためのラフなファッションになります。

 

「ドレス」の色の定義

また「ドレス」については、色についても抑えていただきたいポイントがあります。

 

  • グレー
  • ネイビー

 

これらは、イギリスの貴族社会で誕生したスーツの歴史からみても、その昔貴族が都会で働くスーツの色として、取り入れた色になります。よって、ソフィスティケート(都会的)なオシャレと感じる色が上記のような色であることは、こういった背景に要因があります。

 

(・・・余談ですが、その昔の貴族は、お休みの日は田舎でハンティングや乗馬を楽しみました。その時着たスーツの色は、自然になじむ色である、茶色やツイードのような色むらがあるナチュラルな色物です。よって、ビジネススーツに茶系はタブーのような空気があるのはそのためなのです。)

 

 

「カジュアル」は「作業着」から派生したファッションテイスト

さて、ドレスが貴族社会をルーツに持つ服とするならば、それに対してカジュアル服のルーツをご存知でしょうか?

 

  • 労働者が着る「作業服」
  • 軍人の「軍服」
  • スポーツの「ユニフォーム」

 

カジュアル服は、ユニフォームや作業着をルーツに持つものです。

 

スポーツマンや軍人、労働者が着る服であれば、機能性が求められますね。ドレスが見た目重視に対して、機能性重視。ここがポイントです。

 

  • 機能性・・・着心地、動きやすさ、耐久性などを追及。
  • 見た目重視・・・その名の通り、かっこいいかどうかー。

 

機能性をルーツに持つカジュアルはただのユニフォームだったのです。ただのユニフォームが、若者のストリート文化から芽生え、街着へと昇格し、その後ファッションテイストへと定着しました。

 

たとえば皆さんがよく着る(た)Tシャツ。Tシャツはもともと海軍の下着であったことは、ファッションに詳しい方ならご存知のかたも多いはず。

 

ただの「下着」であったTシャツが、「街着に昇格」した理由

その昔、戦争を終えた軍人が陸に戻った際のお話です。

 

その筋肉美に着たTシャツ姿が、マッチョな姿だったため、女性たちを魅了しました。

 

これをうけ、ただの下着であったTシャツが流行したという逸話があります。

 

筋肉モリモリの体に着たTシャツは、さぞかしカッコよかったのでしょう。華奢な体つきの人が着たところで、「ただの下着」にしか映らなかったはずですからね。

 

「Tシャツ」、「ジーンズ」といったカジュアル服がカッコいい理由は、筋肉美といった、「男性的な強さの象徴」あってこそとも言えます。

 

作業着を着て労働する姿がカッコよかった、

軍服をきたマッチョな男性が力強くてかっこよかったわけで、特に労働しないガリガリの人が着ても、何のためにきているのか分かりませんし、ただのだらしない服装になるのがおちです。

 

そもそもおしゃれをするための洋服ではなかったわけですから仕方ありません。

 

「じゃ、Tシャツなんて着ちゃダメだというの?」

 

いえ、そうではありません。おしゃれに着こなすには、ちょっとしたコツがあります。

 

 

「カジュアル」服は「ドレス」にミックスさせることでおしゃれになる

カジュアル服をおしゃれに着こなすには、前述した「ドレス」要素をミックスさせることで、「カジュアルになりすぎるのを防ぐ」ことが必要になります。

 

「ドレス」要素を加えるとは、スーツアイテムであるジャケットを着たり、革靴を履く、女性ならヒールを履くとか。全身すべてカジュアルの服で固めるのではなく、どこかによそ行き感を取り入れることがコツです。

 

 

カジュアルNG・ミリタリーの例

例えば、ミリタリーファッションならこのような感じ。

※左のレディースファッションは、ミリタリーブルゾンとラフなジーンズによる、完全カジュアルなスタイリングです。(正直、おしゃれでもなんでもないですよね)

 

ミリタリーファッションにドレスをミックスさせる例

ミリタリーファッション    

※ミリタリーシャツをドレープ感のある素材でエレガンスに。ボトムスも都会的な黒でドレッシーにまとめます。

 

※小物やインナーを黒色におさえる、素材は艶のあるレザー、ブルーデニムではなくホワイトデニムも都会的な色味。

 

※タイドアップ&チーフでドレスをミックスさせて、大人の色気を醸し出します。

 

カジュアルNG・デニムスタイルの例

 

※両者ともプリントTシャツ、キャップ、デニム、スニーカーという完全カジュアル。

完全に子供と同じ装いです。

 

デニムスタイルにドレスをミックスさせる例

 

※黒のジャケットでドレス要素をミックス

 

※デニム以外はシンプルシックなドレスアイテム(デニムもダメージがない都会的なもの)

 

※ロングカーディガン、パンプス、黒バックといったシックなドレス要素をミックス

 

 

私がカジュアルを着ない、見ない、買わない理由

ここまでで、カジュアルはそのまま着てもおしゃれじゃない理由がお分かりいただけたでしょうか?

 

わたくしは単純に、どうせ買うなら下着や作業着を買うのではなく、着るだけで簡単にオシャレになる服を買いたい派です。

 

わたくしはミニマリストです。オンオフ兼用のライフスタイルです。よそ行きファッションだけを買い集めれば、カジュアルは買う(着る)必要がありません。

 

よくお客さまから、こういった質問がきます。

 

「鶴田さんは、子供と公園に行くときはどうしているのですか?」

「キャンプやアウトドアの時はどうしているのですか?」

 

もちろん、オンオフ兼用なので同じ服で行きますよ。

 

キャンプなら、汚れてもいいワイドパンツかロングスカートでまずボトムスに長さをだし、身体のラインを拾わない服をきます。

 

身体のラインを拾わないので、足の太さやお尻の大きさなども目立ちにくくい。なので、人前でもアクティブに動けます。マキシ丈ならスニーカーで合わせても様(さま)になります。

 

ロングレザースカート 白スニーカー コーデ

※スニーカーファッションもおしゃれに見える。だからロング丈だって動きやすいんです。

 

洗える素材だから、裾が汚れようと気にしない、そこらへんにしゃがんでお尻が汚れても気にしません。

 

トップスは、ニットか、カットソーの上にシャツを羽織るかな…と思います。 ニットは、シンプルなユニクロのニットなどで十分です。

 

ただし本格的なアウトドアは少し違ってきます。

 

例えば山登りともなれば、専用のトレッキングシューズやユニフォームが売られていますよね、そういった専門のブランドで最低限のものを購入します。

 

スポーツや、本格的なアウトドアは、アウトドアブランドで機能性のあるものを買うのがおすすめ。

 

【おしゃれの目的は?】

TPOで分ける

  1. 単にオシャレのために着るかー
  2. それとも機能性必須で着るかー

 

目的が分けられてるから、おしゃれなんですよね。

 

だから、雪国ファッションもそうです。

 

【Q】「寒いところに住んでいますが冬のコーデが苦手。足元はどうすればおしゃれになるのか、何を履けばいいのか分かりません」

 

【A】わたくしなら、‛堂々と’ 機能性をとります。

 

ロングコート 骨格ナチュラル

ロングコートにドレッシーな装いでまとめて…

 

足元は、ヌプシブーツ。

雪国ファッション 難しい ヌプシブーツ

これが自分の中では、完ぺきなスタイル。

 

寒いし、雪国だから危ないし、足元は絶対的機能性が必須。

 

ですから堂々とそれを履きますね^^

 

 

まとめると、

  1. 山登りなら機能的なアウトドアブランドを着ればいいだけの話。
  2. 寒さ対策なら雪国向けの機能的な服を得意とするブランドを着ればいいだけの話。
  3. 街着はフォーマルなものを着たほうが簡単におしゃれになれる、というだけの話。

 

※1.と2.なら、下記のようなアウトドアブランドがおすすめです。

ノースフェイスモンベルゴールドウィン

 

 

ちなみに、フォーマルといっても礼服ではありません。

 

・Tシャツの代わりにニット
・Tシャツの代わりにカットソー
・カジュアルシャツ(チェックのシャツなど)の代わりに、ドレスシャツ(無地やストライプなど)
・デニムの代わりに、ウール(ウールライクも可)のパンツ…スーツの下に履くようなパンツ
・ボトムスはロング丈(ドレスを例に見ても、ロングたけのほうがフォーマルです)
・色は、茶色、緑系、黄色、といったアースカラー(地球上にあるナチュラルな色合い)一色でコーデしない
→都会的な色は、ネイビー、グレー、黒系となりますので、基本はベーシックカラーを前提にする
・メイクは最低限する
・バックはレザー(レザーに見えるも可)がフォーマル度が上がる
→なので、リュックサックが必須なら、レザーのリュックなど。(カジュアルなナイロンやコットン素材は避ける)
・靴は基本黒

 

このあたりに留意すれば、ファッションなんて悩まないと思いますよ^^

 

♦参考記事:わたくしのミニマムなクローゼット、その中身について

【Q&A】おしゃれへの道、その根本である断捨離について。ツルタのクローゼットの中身をご紹介

 

ABOUT ME
Junko Turuta
好きな言葉は、「シンプルに」・「心美しく」。 苦手なことは、「人と同じこと」と、「自分らしく振る舞えないことの全て」。 美しい人生とは、美しい装いであり、美しい志事(仕事)をすることだ。