ファッションカウンセラー・ツルタです。
ミモレ丈は足が太く見えやすいですよね。その原因はなぜなのでしょうか?またミモレ丈を履くときのご注意点として、特に足元にクローズアップしてまとめました。
目次
お客さまからのご質問
さて、
「スカートについて、どのようなデザイン・長さのものを選び、どんなトップスと組み合わせればバランスが悪くないのかわかりません。最近流行りのスカートはみな丈が長く、ヒールでないと足が太く見える気がして…」
というご質問をいただきました。
これをお答えする前に…大事な論点に、お客さまがおっしゃる「長い丈」というのが、「どのくらいの長さか」ということがあります。
恐らく『ヒールでないと足が太く見える気がする…』といった文言から想像するに、
ふくらはぎ前後のミモレ丈をおっしゃられているのかなと思います。ですのでここは【ミモレ丈】と仮定したうえで、お答えしたいと思います。
お答え
たしかに、このくらいの丈の場合(個人差はありますが)足が太く見えることがあります。
例えばそのように見えやすい方の例として、
- ふくらはぎにしっかりハリがある
- そもそもの骨がしっかりある(骨太)…など
と、太っているわけでもないのに太く見えがちです。
ふくらはぎ丈を履く場合のご注意点は、
- 太めのヒール
- 足首ストラップ
- 甲を太く覆うもの
- スニーカー
といった、足元が重いものは避けられたほうが無難です。
またストラップといった類のデザインは、横に線があるだけで、
分断感となり脚が短く感じます。
このあたりも、避けていただくと良いですね。
参考までに、分断感や重く感じて、足がスッキリ見えない例の画像をご紹介いたします。

※ふくらはぎ丈のスカート&足首ストラップは、足を太く短くみせることが懸念される。

※横に太いベルトで分断感があると、足がスラっと見えにくい。

※足首に太めのストラップがあり、ソールのボリュームある。黒という色がスカートの色との対比で非常に重く感じる。

※足元がぽってりと重めのフォルムだと、スッキリ見えにくくなる。
いかがですか?
足元はスッキリ軽やかなほうがよさそうですね。
また、根本的なことに、
横に線があると、目の錯覚でさらに横に広がって見える。
ということがあります。
- ふくらはぎという太いところに、横に線が入ること。
- そして足首や甲といったところに、横に線が入ること。
そこに目が注目して、余計に太く見えます。
つまり(根本的なことですが)、ミモレ丈はどなたでも足が太く見えやすいものです。
「ミモレ丈で足が太く見える」の対処法
靴に重さやボリュームをもたせない
※太めのベルトでも、ヌーディな色なら目立ちにくい。


※薄いフラットシューズのほうが、華奢に見えやすい。
※足の甲のあたりは覆わない、ヌーディーなデザインが可。
※またスカートと靴の色を統一して、色でつなげてスッキリ見える。
以上のことから、
- 色に明るさ・統一感
- 形に軽やかさなど…
まずは余計なボリューム感がなくスッキリ見えることがポイントになります。
長さを出す(マキシ丈、レギンス)
※長めの丈のほうが上手くいきやすい。

※中途半端なスカート丈は、レギンスを重ね履きする。
いかがでしょうか?
中途半端な丈ではふくらはぎの太さが強調されます。よって、その一番の原因であるふくらはぎをしっかり覆うことがポイントになります。
以上、今回はお客さまからのご質問をもとに、足が太く見えやすいミモレ丈について、足元にクローズアップしてお答えいたしました。
何かお役に立てれば幸いです。