ファッションカウンセラー・ツルタです。
シャツをただ羽織っても、おしゃれにならないなぁ…と思うことありますよね?洋服ってただ着るだけよりも、着こなし(アレンジ)がないとどうも垢抜けないのが事実。着こなし術を知るだけで、いまよりもっとステキに見えます。
ワンピースの上に羽織る、シャツの着こなし術(解説)
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例えばこちらのミリタリーシャツで解説します。
ユニクロブラロングワンピース(2018)の上に、H&Mのミリタリーシャツを羽織ったコーデです。
★左上の画像がスタートです。シャツの内側左サイドに、品質表示タグがあります。
- そこに付いていた予備のボタン(替えボタン)を使って、カシュクールのようにボタンを留めます。
- シャツの裾は内側に自然に折り返します。
- 袖を折りひじの辺りまでたくし上げます(この時落ちてきてしまうならヘアゴムで留めて)
- 襟を起こして(わざとらしく立て過ぎない、起こす程度)完成。

シャツはただ羽織っても、のっぺりしてしまいます。
- 裾(裾の処理の仕方)
- 袖(袖の折り方、まくり方)
- 襟(襟の起こし方)
このあたりに、表情を付けることがポイントです。
このような、着こなし術が案外大切なのですが、意外と知らない方が多いです。
着こなしの大切さを知る
わたくしは、アパレル店員時代に着こなしをたくさん叩き込まれてきました。
メンズアパレルはデザインはベーシック、シンプル。つまり、何を着ても一緒。
なので、メンズの流行は「アイテムの流行」というよりも、「着こなしの流行」という側面もありました。
例えば、
きちんとシャツを着るよりも、今年は袖をまくるのが今の気分。
みたいな感じです。
洋服の着こなし術があると、こなれて見えて、垢抜けます。
顔の表情と同じです。真顔で仁王立ちしているのと、にっこりラフに笑って自然に歩いている。
その両者が違うように、普通に着るのと、着こなして着るのとでは、雲泥の差がありますよ。
ちなみにこういった袖の折り方やデニムの裾のまくり方は、時代によって変化します。例えばデニムなどのカジュアルパンツの裾の処理は、いまはぐるぐるとロールアップしないのが時代の気分です。(幅は狭くワンロールくらいが可)
こんな風に、当ファッションカウンセリングでは着こなし術もお伝えしています。
今回は北海道在中のKさまより頂いたご質問のお答えを兼ねて、当記事をアップさせていただきました。
(Kさまありがとうございます。またいつでもご質問お寄せくださいませ。お待ちしております。)