パーソナルスタイリスト・ツルタです。
先日のことですが、ファッションカウンセリングをお申込みのお客さまから、気迫のこもったメッセージが届きました。「本気で垢抜けたいのです!!」そこで今回は、骨格診断をつかって垢抜けるための、着こなしのコツをご紹介。まずは、ストレートタイプ編です。
目次
垢抜けるためにはセオリーどおりじゃだめ
骨格診断のセオリーは、あくまでも基本。
例えば、ストレートタイプは、
- ハリのある素材
- ジャストサイズ
- きちんとキレイ、ベーシックなもの
とありますね。
セオリー通りにつくられるファッションイメージは、下記のようにコンサバ、トラッド、クラシックなものになります。



骨格診断でストレートタイプにおすすめとされるファッションの特徴に、下記のイメージがあります。
- メリハリをつけて直線的なものを身にまとうことで、緊張感をつくる
- ブランドスカーフやヒールなど、コンサバティブなベーシックアイテムを身につける
骨格診断を取り入れ、ここまではある程度到達できます。
でも、垢抜けるとは言い難いですね。
ここまでのゴールで満足ですか?
それとも、それ以上の「垢抜ける」ところまで、ゴールを目指したいですか?
垢抜けるためには、基本+はずすこと
基本を知ることは大切です。料理や仕事と同じ。基本を知らなければ、アレンジはできませんので。
でも、垢抜けるためには、その基本のままではだめです。ではどうすればいいか?
簡単にいうと、遊び心を足してはずしを演出するのです。
シャネルの言葉を引用します。
「エレガントでありながら行儀を悪くする。つまり崩すには第一に礼儀正しい基礎がなければならない」
このことからも分かるように、
行儀を悪くする=はずし
です。
肝心なはずしかたは、基本の反対をプラス。
ファッションのはずしは、基本と反対が上手くいきます。
もう一度、骨格診断でストレートタイプにおすすめとされるファッションの特徴をおさらいします。
- メリハリをつけて直線的なものを身にまとうことで、緊張感をつくる
- ブランドスカーフやヒールなど、クラス感のあるコンサバティブなアイテムを身につける
でした。
ですから、この二つの特徴に正反対の要素を取り入れてみます。
- 緊張感ではなく「リラックス感」をプラス
- コンサバティブな小物ではなく「スポーティ(アクティブ)」な小物をプラス
♦緊張感の反対である「リラックス感」を足す例です。

羽織りのトレンチ風に緩さがありますので、これにより緊張感ではなくリラックス感が演出され、垢抜けるのです。
♦こちらは、コンサバティブなヒールではなく「マニッシュな靴」でアクティブさを取り入れています。

♦こちらも、ヒールではなく「スポーティな靴」の例です。

いかがでしたか?
次回は、ウエーブが垢抜ける方法をご紹介しますので、お楽しみに。
関連記事
♦骨格診断でおすすめされるストレートタイプの服っていまいちなんだよね、そんなあなたにおすすめ記事。
骨格診断、ストレートタイプの服がいまいちという方へ。「骨格診断かんたん理解」公開します!
♦本気で垢抜ける方法、ウエーブタイプ編はこちら。