パーソナルスタイリスト・ツルタです。
骨格診断、自己診断で「ストレートタイプなんだけど、そこまでハリは強くない」、または、「胸元はそこまで厚くない(細身)」といった方へ。ストレートタイプにも、ソフトなストレートタイプや細身のストレートタイプがあります。(2019/2/7 更新)
ソフトなストレートタイプ
まず、ザ・ストレートタイプ代表格である「藤原紀香さん」と、ハリ感のソフトな「鈴木京香さん」の違いをみます。
藤原紀香さん

- ボンキュッボンのメリハリ体型
- 胸元に厚みがある上重心
- 腰の位置も高めで立体的
質感に筋肉のハリがしっかり感じられ、レッドカーペットでイブニングドレスがお似合いになりそうな、「ゴージャス」なイメージです。
「パリッとしたシャツ」で都会的に洗練される…まさに「仕事ができる秘書」のようなイメージが様(さま)になります。
一方、鈴木京香さん

藤原紀香さんほど、
- 筋肉のハリは感じない
- 少し脂肪ものるようなソフトな質感
- メリハリ度が弱めのやわらかなからだのライン
ゴージャスなイブニングドレスよりも、はんなりなお着物姿で祇園にいるほうが、お似合いになるイメージではないでしょうか。
ストレートタイプにも、ハリコシのあるしっかりした素材より、シルクのような柔らかな艶がマッチするタイプがあります。それがソフトなストレートです。
さらに例をあげます。
米倉涼子さんはハリコシのしっかり素材が似合うTHE・ストレート。

ハリのあるスーツの素材も調和する。

一方鈴木京香さんは、シルクの柔らかな艶が似合う、ソフトなストレート。

シルクのような柔らかなハリが調和する。

おそらくストレートタイプだけど、「どうも、”できる女”っぽい服は似合わないんだよな…」という方は、「ソフトなストレートタイプ」という可能性をさぐってみてもいいかと思います。
細身のストレートタイプ
ストレートタイプにも、上重心とまでは言えない、細身のタイプがいらっしゃいます。
特徴としては、質感は筋肉のハリや艶が感じられます。しかし、お身体のラインは、「デコルテが細め」、「ウエストの間延び感」があるといった、一見するとウェーブタイプのような華奢さがある方です。
芸能人に例えると、上戸彩さん。

小柄で細身の方なので、デコルテに華奢な雰囲気はありますが、ウェーブタイプのような柔らかな質感ではありません。質感はハリ・艶素材の似合う、高級感の調和するストレートタイプです。
- 「ソフトなストレートタイプ」のように柔らな質感ではなく、しっかり「ハリ・艶」を感じる
- しかしその細身の様子から、「立体的なゴージャス感」は感じない
「細身のストレート」タイプのかたは、デコルテ(胸元)の薄さにより、「デコルテを開け過ぎると寂しくなる」可能性があります。
また腰まわりの立体感に欠け、ヒップの位置もさほど高くはありません。ウェーブタイプ同様、「ウエストの間延び感」にもつながる可能性もあります。
デコルテの寂しさ対策
ストレートタイプはデコルテを開けるとスッキリすることが多いのが特徴。しかし、細身のストレートタイプは、デコルテを開けすぎると寂しさを感じることがあります。
ストレートタイプは、シンプルにVネックで開けると◎と言われますが、そこは必要に応じて首周りにアクセサリーをしたり、巻物などで立体的な奥行きを作っても可です。
ただし取り入れる素材は、「ハリ・艶のある素材」や、貴石アクセサリーといった本格的な艶を取り入れることに注意します。


ウエストの間延び対策
通常、ストレートタイプのかたは、ウエスト位置を高くすると、詰まり感につながりNGとされます。
しかし、メリハリの弱いウエストの間延び感が感じられる細身のストレートタイプのかたは、ウエストの切替位置を少し上にしても可能です。
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