パーソナルスタイリスト・ツルタです。
スタイルを良く見せるコツは、「バランス」です。身長が高くないから…痩せていないから…脚が長くないから…などと、諦めないでください。こちらを読めば、必ずお役に立つことをお約束いたします。すべてはバランスなのです。
目次
スタイルが良く見える、「黄金比」を知る。
肩幅:総丈のバランスが大切です。
そのバランス(黄金比)は、1:4以上です。できれば1:4.5以上あるとなおいいです。
モデル「福島リラ」さんのかっこいいスタイルをお借りします。

水色の線が1とすると、黄色の線は、4以上あります。ためしに福島リラさんの、こちらの画像を定規で測ってみてください。
この「1:4以上」という比率が、スタイルがよく見えるコツになります。
そうはいっても、うまれながらにこの黄金比を持っている人は、多くありません。1:3.5くらいが平均でしょうか。(モデルのかたは、4.5以上のかたが多いです。)
身長を伸ばしたり、脚を長くする方法は皆無に等しいわけですから、ならばどうすればいいのでしょう?
肩幅:総丈を、「1:4以上」に見せる3つの方法とは?
①肩幅を小さくみせること。「肩を上に持ち上げない(張らない)」、「肩を下にさげる意識」で「数cm」の違いが出る。
肩幅:総丈を「1:4以上」にみせるには、まず、肩幅を小さくみせることで、総丈の数値をあげます。
肩幅を小さく見せるには、肩を持ち上げない(肩を張らない)ということがあります。
仕事でパソコンを使用する頻度が高い方は、つい、肩が上に持ち上がり、姿勢が悪くなりがちなので、注意が必要です。あなたの姿勢はどうですか?チェックしてみてください。
同じように、猫背のかたも、肩が持ち上がって前に出がちです。すると、肩幅は横に広がり、本来の数値以上に、横にせり出していることになります。
肩幅を大きく見せてはなりません。日ごろから「肩を下にさげる」ことを意識しましょう。
具体的なコツとしては、肘を内側に入れるというか、脇を締めるようなイメージでしょうか。肩をすっと下にさげて、首を上に伸ばすようにするだけで、肩幅が数cm小さくなります。ぜひ、鏡をみてトライしてみてください。
②肩幅が広い方は、セットインスリーブを着る。

肩幅が広い方が、上記のような、ラグランスリーブ、ドルマン(きものスリーブ)、ドロップショルダーなどを着ると、余計に肩幅が広く見えていまいがちです。
なぜなら、肩幅の先端である「肩先」が曖昧になり、また、上記のスリーブの形状の特性から、生地に余裕が生まれ、膨らんでしまいます。よって、その膨らみが「数cm」の差となり、肩幅の広さに影響してしまうのです。
肩幅が広く感じるかたは、上記のようなスリーブは避け、セットインスリーブ着ることを心がけましょう。

セットインスリーブとは、上記のように、肩から脇にかけて普通に袖を付けた、いわゆる、「普通袖」のことです。ご自身の肩幅よりも、若干小さめのものを選べば、肩幅を小さく見せるのにさらに効果的です。
③総丈を伸ばすため、「ヒールのある靴」や、「つま先の長い(大きい)靴」を履く。
黄金比「1:4以上」にするには、肩幅を小さくすることで、総丈をあげることと、もう一つあります。勘のいい方はお分かりかもしれませんが、それは、そもそも総丈を長くすることです。
総丈を長くするには、背丈や脚そのものを伸ばすことはできないのですから、靴で長さを出すしかありません。ようするに、ヒールの高い靴で身長を伸ばすのです。

ヒールの高いものは苦手という方は、つま先が長めに尖ったものでも、効果はあります。
以上、述べましたように、
①姿勢を意識して肩幅を狭くする。
②肩幅が大きく見える洋服は着ない。
③靴で総丈を長くする。
この3つの方法から、黄金比を狙ってください。
脚をスラっと見せるには、色の統一感が必須の件。
最後に、スタイルをスラっと見せるコツに、「下半身の色の統一感」をご紹介します。

靴やパンツと、違う色のソックス・素足が見えてしまうと、パンツ~靴にかけてのラインが途切れてしまい、足が短く見えやすいものです。

スカート、素足、ソックス、スニーカーと、色が分断されて、ラインが途切れてつながりがない例です。
このように、下半身の色を統一させることで、足長効果が期待できます。

女性ならこのようなイメージです。

このあたりのことは、僭越ながら夫が運営するサイトで、詳しく解説していますので、ご紹介しておきます。
SuitLabo~スーツラボ・スーツを使って最もオシャレになる方法~
たった300円で足を長く見せる方法!ソックスを靴やパンツの色と合わせると足長効果アリ
いかがでしたか?
今回は、スタイルを良く見せるコツに、
①黄金比を意識する
②下半身の色を統一させる
この2つをお伝えしました。
お気に召しましたら、すぐにでも、こちらの方法を実践してみてくださいね。