パーソナルスタイリスト・ツルタです。
骨格診断ビフォーアフター!満を持して公開します。モードスタイル研究所は、お客さまレポートの本気度合いが違います。お客さまが数か月ものあいだ時間をかけて努力したビフォーアフターです。これを読んであなたも頑張ろうと思える貴重なレポートになれば幸いです。
目次
モードスタイル研究所のビフォーアフターの考え方
当サロンでは規約でも定めている通り、「基本的にお客さまのビフォーアフターは公表しない。」としています。
その理由は、
その場限りのビフォーアフターは、翌日から再現性がない。そんなあさはかな情報を出す意味がないからー。
これに尽きます。
また、お客さまの垢抜けない姿を公表し、あさはかなアフターを載せたところで、お客さまに対してとても失礼だとも思っています。
お客さまが自力で素敵になられた本物の結果を、本気で見てもらいたい!と感じたからこそ、今回公表に踏み切りました。
何よりも、お客さまのステキな姿を多くの皆様に見ていただきたいのです。(個人的な気持ち)
そして、なぜステキなのかという理論を加えて、これを読むあなたに少しでもお役に立てる記事を発信したいのです。
骨格診断ウェーブ・Before&After
N様のパーソナルスタイル診断概要
わたくしがおすすめしたパーソナルスタイルは3つの軸は、
- まろやかに
- セクシーに
- エレガンスに
N様の柔らかで白くふんわりしたお肌、華奢なご体型、ウエストのくびれの美しさ。どれをとっても、まろやかさやセクシーさ、エレガントさがお似合いに感じました。



ここがキーです!
「デコルテのしっとりまろやかな優しい色気を活かすために」・しっとりまろやかなドレープのある素材
・たっぷり女性らしさを取り入れる(ミステリアスな女性らしさ、色気、エレガンス)繰り返しになりますが、Nさまはデコルテの質感にやわらかかつリッチな質感、女性らしい色気があります。Nさまの魅力的なデコルテの質感を活かすことこそが、Nさまの魅力を引き出す最大のポイントかと思います。
≪おすすめの髪型・メイク≫
・骨格診断で確認した上記キーポイントと、お顔立ちや雰囲気を掛け合わせます。ご自身の本来の美しさである色気のある美しさ、優しさ、エレガントさを活かすために「色っぽく」・「女っぽく」をもっと強調させたいと感じます。そのためにも、髪型をさわやかにラフにしすぎない。女性らしいエレガンスを匂わせるような髪型。ミステリアスな雰囲気などもよさそうです。
ロングヘアー、ミディアムボブなどで毛先にまろやかな重さがあるもの、またはアップヘアーといった女性にしかないような髪型が、Nさまの女性らしさを、より引き立てるように思います。




N様としては、いままでのカジュアルから一変するイメージなわけですから、なかなか受け入れがたい部分もあったかもしれません。
N様・ビフォー概要
2018年9月にお申込みいただいた、海外在中のN様。
その当時のご様子です。



ご自身での自己診断はナチュラルで、お好みもナチュラル。よって、ナチュラルに寄せた着こなしをされていらっしゃいました。
ライフスタイルのニュージーランドでは古着屋さんが多く、人々もあまりキレイ目なファッションはされない、というお国柄とのこと。ライフスタイルを加味すると、カジュアル目なファッションが最適だったようです。
しかし当サロンの骨格診断サービスを受けウェーブということが分かり、すぐさまダメージデニムや硬い素材のワイドパンツなどを寄付。
寄付という試みに感動したわたくしへのコメントに、下記のような背景をご教授くださいました。
当時のN様のコメントより抜粋
海外は赤十字など教会系の社会奉仕組織がガッツリ幅を効かせているからか(言い方悪いですけど)、寄附系のショップは多いです。そしてこういったショップが多いこと、日本ほど流行の移り変わりが早くないこと(田舎ですからね〜)さらに新品が高いなどの複合的な理由から、古着が受け入れられやすい土壌なんだと思います。
N様・アフター概要
診断を受けて半年後、2019年3月ごろのN様
「エレガンス」を忘れない着こなしを心がけることも、少し慣れてきたように感じます。選ぶときにはいつも「エレガンス!!」とサンシャイン池崎さんのジャスティス!!的な声が聞こえるように笑




さらに先日、4月3日のN様より
さてさて、今朝久しぶりにデニムとスニーカー、ニットパーカーでカジュアルに行こう!と言う気分になり着替えたのですが、垢抜けなさに愕然としました。以前はそれでOK!と思っていたはずなのですが….. 客観的にみて自分に合うものがわかって、視点が変わったんでしょうね。
「おしゃれになるためには、努力と時間が必要」おっしゃる通りです。
私は元々お洋服も好きだし、綺麗にしていて損はないと考えていましたが、やはりこの歳になるとイキオイだけでごまかせなくなってきたというか笑 なんかシュッとしないなーと思っていた時にネットで見つけた「骨格診断」。自己診断でナチュラルだ!と思い込み、元々好みだったとこともありそっち方向へ進んでみましたが、今去年の写真を見るとまあひどいこと。 早めに修正できて、被害を最小限に抑えられたと思います笑
N様の魅力を引き出すためにも、【エレガンス】だけは押さえていただきたくて、エレガンスが大切だということを念頭に、いままでご質問にお応えしてきました。
Nさまの、【視点が変わった】というお言葉に尽きると思います。
当初は、オシャレをしすぎるとどこ行く格好?という周囲との調和が上手く取れなかった。でも、生活環境とおしゃれに関する考え方という視点の変化や、N様のお好みであるナチュラルさと本来の魅力を引き出すエレガンスとのバランスのとり方(折り合いの付け方)など、もともとおしゃれなN様ならではの独自の努力で、進化されたようですね。
ビフォーアフター解説


befor
素材:
- ダメージデニムの素材の粗さ△
- ワイドデニムの素材の硬さ(ハリ)△
- 紫のトップスの袖にハリ△
ウエスト位置:
- 曖昧さとローウエストが△。ウェーブはウエストマーク、高さは上のほうにする
着こなし:
- ラフさが△
- 足首周りが重い△※ウェーブは足首を出す、またはキュッとなったデザイン(ブーツなど)が可
- 首元が寂しく△
着ているものが全体的にカジュアルなものが多く、エレガンスというテイストがお似合いのNさまには無理感、もったいなさがあった。
After


素材:
- ドレープ(生地が波打つようなたわみ)のきいた柔らかな素材
- ラフな素材では感じなかった、艶
ウエスト位置:
- ウエストの位置が高い(または高く見える、想像できるシルエット)
着こなし:
- 手首、足首、デコルテ、の華奢さがアピールされている
- デニムはスキニーと足首がキュッとなるブーツで軽やか
ビフォーと比べて、素材や色合いにエレガントさがあり、着こなしも女性らしい華奢さを感じられる。
ライダースジャケットの着こなしの変化

ハードなテイストのライダースブルゾンをダメージデニムで着こなすと、ウェーブタイプNさまには女性らしさに欠けて魅力が活かされない。そもそもカジュアルなものは見た目重視にできていないので、カジュアル一辺倒の着こなしは、オシャレ感にも欠ける。

ハードなイメージのライダースは、まろやかな色味、ドレープ素材、ロングスカートといったドレッシーなものでコーデしてカジュアル一辺倒から格上げするからオシャレ。Nさまはお好みに合わせたナチュラルなブーツで着こなしのアクセントにされている。
当サイトでもたびたび申し上げますが、極論、ドレス要素がオシャレへの近道です。個人的にはこれを度外視しておしゃれになるのは難しいと思っています。
♥参考記事:カジュアルな服ってオシャレじゃない。だから私は、「着ない・見ない・買わない」
N様のお気づきとこれからの未来


は〜、好みを入れ込みながらのエレガンス、こういうことですね〜
ちょっと暑い夏の間に、自然と脱デニムできてよかったです。今までだったら寒い時には無条件でデニム選んでましたけど、無理せず厚手タイツ+ロングスカート+ブーツが選べました。
N様にとってモードスタイル研究所のご提案は、「エレガンス??」、「セクシー・・・?」と、当初は驚愕さもあったかもしれません。ナチュラルなスタイルであるお好みに合わせたエレガンスを、自力で表現できるようになられたご様子にこちらもニマニマと笑みがこぼれます^^
最後に…N様のステキなお言葉をご紹介いたしますね。
髪はとりあえず、後頭部の段が取れるまで伸ばしてみようかと。過去10年以上ヘアアイロンでストレートにしていたのですが、最近は自然なウェーブを楽しんでいます。インスタを見ていると、グレイヘアと同様”Love your natural curl”というムーブメントもあるようです。「そのままの自分、自分の『持ち物』を愛おしむ」というオトナ女性が増えているように感じますね(その系統のフィードが流れてくるから、そう思うのかもしれませんが爆)
わたくしも賛成です。
髪の毛は、染めたり、ストレートパーマをかけたりとあたかたも短所を隠すような、処置はしないほうがいいと思っています。なるべく自然体の自分を愛おしむ、その気持ちがおしゃれにはまず大切です。
自分を受け入れて、心に素直に感じたものを柔軟に取り入れていくことで、この先、アラサー、アラフォー、アラフィフ、アラカンと(自己満足でいいので)ステキでいられると思っています。
隠そうとするのではなく、良いところを伸ばす。
自分自身の良いところってどこなんだろう?それを見つけて最大限に活かすファッションのご提案が、当サービスの特徴です。
「骨格診断」を写真で診断。[パーソナルスタイル診断サービス]
ライフスタイルに合わせて、いつでも寄りそう(ご相談は無制限)所存です。この先、アラサー、アラフォー、アラフィフ、アラカンとぜひお付き合いください。
パーソナルカルテを作成し終わり、お客さまのメールアドレスに送信ボタンを押すとき、毎回自然と涙がこぼれます。
正直、辛くてしんどくて疲れたーって思うときもあるけれど、皆さんが待っていると思うと頑張ることをやめられません。現在もカルテをお待たせしているお客さまには申し訳ない気持ちでいっぱいです。どうぞお待ちいただけますことを心よりお願い申し上げます。
この記事がすこしでもお役に立てれば幸いです。