パーソナルスタイリスト・ツルタです。
骨格診断のウエーブタイプ。フリルなどの「甘いテイスト」が似合うとあるのに、自分にはしっくりこない…それは何故?また、その場合はどうすればいいの?という方は必見です。(2018/8/10 更新)
目次
ウエーブタイプのおすすめ素材は、甘いデザインが多くなる傾向
ウェーブタイプの共通点は柔らかい質感と、デコルテとウエストラインの寂しさ。張りのある素材や、粗いラフな素材では、寂しさや無理感に繋がります。
そこで選んで頂きたい素材は、「薄くて、軽くて、伸びて、柔らかい」といったソフトなものです。
通常ソフトな生地は、その生地と呼応する甘めのデザインで作られることが多くなりますが、その理由は、洋服がつくられる背景に、素材を活かしたデザインを考えるということがあるからです。

甘いデザインが決まらない理由、イメージとの相違
例えば、シシドカフカさん。「やわらかな質感」で、「流れるようなライン」をお持ちです。
しかしご承知の通り、シシドカフカさんはお顔に強さ、シャープさをお持ちのかたです。お仕事柄、ドラムを叩く姿は、カッコいいイメージがあります。

もしドラムを叩くステージにて、甘いヒラヒラのフリルなどを用いてもどうでしょう。何か違和感といいますか、カフカさんの魅力を存分にアピールできないかもしれません。(そのギャップが魅力ということもありますが)
逆に、ザ・ウェーブの代表格である「松田聖子さん」。

大人になられたいまでも、「甘いフリル」や「パステルカラー」といった甘いテイストがイメージに合いますね。
このように、例をあげたお二方の共通の特徴は、
- ソフトな質感
- しなやかな身体のライン
といった骨格タイプウェーブですが、
お顔の強さによる「イメージ」の違いがあり、カフカさんのように「甘いテイスト」が調和しないということがあります。
ウエーブタイプだからといって、すべてのかたが甘さが似合うとは限らないのです。
「甘さの調整」をする
ウェーブタイプに似合うとされる洋服のテイストが似合わない・・・好きじゃない・・・という違和感を感じるかたはどうすればいいのでしょうか?
さきほどのシシドカフカさんを例に考えてみます。

ウェーブタイプに似合う、「ソフトな素材」は取り入れつつも、色柄や形に強さを取り入れてみます。
- 強さの感じる「黒」などのシャープな色
- ストライプや幾何学模など強い柄物
- 形に尖ったものやエッジのきいたもの
- テイストに「ロック」や「モード」なもの



シャープな色やデザインを取り入れることで、甘さの調整ができます。
このとき気を付けるポイントは下記のとおりです。
- 素材はやわらかなもの
- ウエストはしっかりマークする
- 目線をあげる
- 足元は軽やかに(足首を出す、華奢ヒールなど)
ウェーブタイプは重さが苦手です。やわらかな素材や足首を出して軽やかにすることで、シャープな強いデザインが重くなることを防いでくれます。
華奢なヒールもお似合いになるウェーブタイプ。他タイプにはない華奢なイメージ、エレガンスさが魅力ですので、積極的に取り入れて可です。
またスタイルアップのためにも、ウエストマークとウエストの位置は上にして、目線を上にあげることも忘れずに。
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