実際頂いたご質問とその答え(Q&A)を公開します。ウェーブタイプと診断されてもウェーブの服が嫌い。という方向けの内容です。
目次
大切なのはウェーブ=(イコール)甘い服ではないー。ということ
①着地点と言われたソフトエレガンスが今までの自分がめざしていたイメージ(シンプル・かっこいい)と不一致なので悩みが生じている
エレガントとのことでしたが、クラシックやマニッシュなスタイルがあきらめきれないです。
ソフトエレガンスというイメージが、目指したかったかっこいいとは「正反対」だと思われるのですね。
こちらのお客さまのように、エレガンスやフェミニンといったテイストは、カッコいいとは正反対でなおかつ、とても女性らしいものだと思われがちです。
ウェーブタイプと診断されても甘い服装が嫌い。苦手。といった方は非常に多いです。
女性らしい(甘い)という類で、「エレガンス」や「フェミニン」というイメージを持ってしまいがちです。
そこで、こう考えます。
エレガンスは、女性にとって必要なもの
エレガンスとは、いつの時代誰が見ても美しいと思える、上品で知的で優雅なさまです。
かっこいいスタイルの代表でもある「マニッシュ」だって、エレガンスの要素は必要です。なぜなら、男の人の服を着てマニッシュを作るだけでは、魅力的ではないからです。
例えばパリコレモデルの、「かっこいいマニッシュスタイル」をご覧ください。

髪型はロングで髪をゆらゆらなびかせて、肌艶はしっとりと。ノーブルなエレガンスを感じさせます。
ですから、エレガンスは女性にとって必要なものです。品の良さ、美しさということでとらえれば、むしろ女性だけのものでもありません。(男性も)

エレガンス=女性的(甘い)ではありません。
ウェーブタイプと診断されてもエレガントが嫌い。その対処法
エレガンスの意を広義に捉えてみてください。エレガンスを醸し出しつつ、カッコいい、シャープ、といった着地点を目指せばいいのです。
ウェーブタイプのあなたがエレガントなテイストを本来の魅力に十分に感じられるほど持っている、ということはとても素晴らしいことです。それが持ち味であり、魅力であり、活かすべきチャームポイントです。王道のエレガンスというテイストを活かさない手はありません。
甘さは好みに合わないのであれば、身に着けるアクセサリーの形や、テイストにシャープさを取り入れてはどうでしょう?

ウェーブタイプのお得意な足首を出せば、ローヒールのマニッシュなシューズだってオシャレです。

柔らかい素材、ウエストの位置を上にして、ノーブルなモードさも出せます。
一つの「枠」に当てはめてしまってもいいのでしょうか?
何事にも言えますが、一つの考えに固執するとせっかくの可能性をつぶしてしまいます。
パーソナルカラー診断でサマーと言われた方は、サマーだからブルーベース。よってメイクはピンク系が似合うと画一的に捉えてはいませんか?
先日、パーソナルスタイル診断を受けられたお客さま(パーソナルカラーはサマーの方)より、メイクのことでご報告がありました。
お世話になっています☺
メイクについての報告です。
ご提案頂いたとき当初はブルベにコーラル?と思ったのですが、コーラルのチーク、ベージュのリップ、黒のアイライナーを使いました。
とくにダークな色合いの服を着たときに、ぐっと雰囲気が出てくるように思います。憧れのイメージに近づきました。
メイクのアドバイスも的確で感心しています。
骨格診断でウェーブだから、甘さが似合うフェミニン。
パーソナルカラーでサマーだから、エレガント。
真面目な方ほど、枠が一つになりがちです。一つの枠に当てはめようとするのではなく、柔軟に捉えていいのでは?と思います。
自由に生きる時代です。いくつもの枠があっても、いいのではないでしょうか?